Bodegas Borsao Tres Picos 2013 ボルサオ トレス・ピコス
外観 非常に濃いガーネット色。粘稠度も強い
香り 最初は静かでゴムのような香りしかしない。黒い果実、
その後リコリスというかなんか薬の匂いが強い。ツンとするミントのような香りは少なめ。すっとする香りはやっぱりある。ほこりのようなハーブ、
味わい 果実の凝縮感が強く黒く沈んでいるようでもある。やっぱりアルコール感が強く甘みを感じ、最後に苦味がある。苦い薬が入った飴を食べている感じである。次第に果実味が豊かになってくる。余韻は長め。
グルナッシュ(ガルナッチャ) 100%
アルコール度数15%
パーカーポイントは90点である。年間最高のヴァリューワインにも選ばれている。
この2012年も飲んでいる、92点でもっと酸があり、フレッシュな果実感がもっとあった。これはもう熟成しているような感じである。瓶差はあるだろうが2013年の味わいだろう。この方が、今までのグルナッシュらしい味わいが出ている。
ボデガス・ボルサオは、2001年、スペイン北東部アラゴン州に位置するDOカンポ・デ・ボルハの3つの協同組合(ボルハ、タブエンカ、ポスエロ)が結集して設立した。
DOカンポ・デ・ボルハは、スペインを代表する黒ブドウ品種であるガルナッチャの原産地であり、ボルサオは2430ヘクタールの自社畑を所有し、ガルナッチャやスペイン北部で主に栽培されているマカベオを主体としてワイン造りをしている。
ガルナッチャは、樹齢の高い古木を豊富に有し、 繊細な酸と豊かな果実感があるワインが造られている。
DO カンポ・デ・ボルハは、夏は暑く冬は寒い、昼夜の寒暖の差も大く、年間を通じて、モンカヨ山から北西の乾いた寒風「シエルソ」が吹き下ろしています。このシエルソのお陰で、畑は乾燥しており、害虫や病気の発生を防いでくれます。
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