Frontignac Adelaide Hills Patritti 2014 フロンティニャック アデレードヒルズ パトリッチ

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FrontAdeHilPat2014.jpgFrontignac Adelaide Hills Patritti 2014 フロンティニャック アデレードヒルズ パトリッチ

外観 やや緑がかったレモン
香り 開けたては、グリーンハーブの香りが強い。
味わい 果実の凝縮感が強く、酸は中等度、アルコール度数も弱めである。辛口だが、すこし甘さもある。余韻は中等度。
果実のパルブを感じるくらいの粘稠度を感じる。翌日にはやや果実の風味が強くなってきた。柑橘、甘いフレッシュな果実が豊かに香ってきた。ただグリーンハーブの香りはやっぱり強い。

このグリーンハーブの強さは本当にミュスカだろうか、確かにアルコール度数が低いので果実が熟す前に積んだためとも考えられるが。すこしトロンテスのようにも見えるのだが、下にも書いたが、オーストラリアで生産量が多いのは、マスカット・ゴルド・ブランコであり、これはトロンテスとかなりDNA的には近いのだが。


アルコール度数10.5%

ミュスカ・ア・プティ・グラン・ブラン Muscat Blanc à Petits Grains
イタリアでは、Moscat Bianco 
ギリシャでは Moschato Samou
スペインでは Moscatel Castellano, Moscatel Commun
オーストラリアや南アフリカではFrontignacと呼ばれる。
古典的なミュスカであり、ぶどうは小さな粒である。
ブラウンマスカットは、この品種が赤黒く突然変異したものである。

オーストラリアで生産量が多いMuscatは、Muscat Gordo Blanco(マスカット・ゴルド・ブランコ)これは Muscat of Alexandriaであり、Muscat Blanc à Petits Grainsよりも劣る品種である。そしてぶどうの粒は大きい。
この品種は、アルゼンチンのトロンテスとかなりDNAが近い。

テイスティング: 2015年10月21日
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