Chablis Grand Cru Les Clos Vincent Dauvissat 2008 シャブリ レ・クロ ヴァンサン・ドゥーヴィサ
外観 輝きのあるレモン色
香り 豊かにヨード香、新樽、奥に白桃、黄桃、ピーチがある。
味わい 豊かな酸、凝縮したフレッシュな果実があり、バランス良く新樽を感じる。豊かな深みのあるミネラルがあり、最後まですっきりとした酸が長く続く。
これだけ豊かに新樽を感じるのに、蜂蜜のような甘い香りが控えめである。どちらかと言えば、ヨードのような香りが背景に深く強くある。味わいは酸がきりっとあり最後まで甘みを感じさせない。まだまだ若さがある。これはあと10年は熟成するだろう。
やっぱりしっかりしたシャブリは長持ちである。酸、新樽がそれを支えているようだ。寒い北国の海岸にある新しくできたピア、そこを歩いて行ってバーカウンターで食べるのは、スコッチウィスキーの白桃のフルーツカクテルというところか。
ヴァンサン・ドゥーヴィサ
収穫したブドウは空気圧圧搾機で優しく圧搾。デブルバージュは短時間行い、発酵は一部温度管理が出来るステンレスタンクで、一部は樽発酵(1/4は新樽だが、60%までは何年か使用した樽)。新樽を20〜40%
熟成にはシャブリ地方の伝統である132リットル入りのフュイエットの小樽とピエスを併用し、樽での熟成はおよそ6ヶ月間、その後軽く濾過を行ない瓶詰め。
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