Chambertin Ponsot 2008 シャンベルタン ドメーヌ ポンソ

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ChambePonso2008.jpgChambertin Ponsot 2008 シャンベルタン ドメーヌ ポンソ

外観 やや濃いめの輝きのあるルビー色
香り 赤系>黒系果実、ばら、シナモン、クローブ、
味わい 柔らかい口当たり、赤い果実感が溢れ、綺麗な酸を感じる。タンニンは溶け込んでいる。上品で華やかさがあるが、綺麗な静けさのあるワインである。余韻も長い、旨味と果実感がエレガントに長く続く。


2008年のせいなのか、やっぱりブルゴーニュの作りが変わったきた証拠なのだろうか、ポンソも今までの果実味がドカン、新樽がドカンという感じではなく味わい深く深みのある薄旨系のワインである。
クロ・ド・ラ・ロッシュとシャンベルタンの比較できたのも貴重な体験だったし2008年のGrand Cru飲み頃を探るにもいい経験だった。
それにしても、シャベルタンはもっと押し出しが強くて強く訴えてくるワインだと思っていたが、ポンソは静かな深みのある作りである。ただ明らかにクロ・ド・ラ・ロッシュとは違う明るさがある。ただ僕にはどちらも甲乙つけがたい味わいであった。

ドメーヌ ポンソのサイト http://www.domaine-ponsot.com

corkPonso2008.jpgポンソのボトルはブルゴーニュでも最新のものをいくつか備えている。追跡できるタグもそうであるが、保存温度がわかるエチケット、そして今度は合成樹脂のコルクである。いつも感心させられる。

ポンソのサイトを見るとシャンベルタンも2011ではCuvée Vieilles Vignesを表示している。ポンソがどれくらいの樹齢になるとCuvée Vieilles Vignesをつけるかは知らないが。クロ・ド・ラ・ロッシュとクロ・ド・ブージョもCuvée Vieilles Vignesであり、クロ・サン・ドニは、Cuvée Trés Vieilles Vignesである。それにしてもシャンベルタンの特級は全て、それにコルトン、モレ・サン・ドニも入れ、白ではモンラッシェとコルトン・シャルルマーニュまである。

テイスティング: 2016年1月 5日
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