Mazoyère-Chambertin V.V. Perrot-Minot 2007 マゾワイエール・シャンベルタン VV ペロ・ミノ
外観 やや濃いめのルビー色
香り ラズベリー、黒胡椒、黒い土、皮、まだ十分開いていないだろう
味わい 酸が豊か、フレッシュな果実味、細かなタンニンが後味に感じる。スパイシーな旨味があり、余韻は長い。
飲めるがまだ若い。やや硬さがある。
2007年らしくまだ閉じていると言っても香るし、飲めてしまう。まだまだ本領発揮とまでは言えない。2007年らしい酸が強めに感じられ
ペロ・ミノらしい赤く甘みのある果実味が十分に開いていない感じである。ブルゴーニュの1級なら飲めるんだが、特級ならあと3年は待っても良さそうだ。
ドメーヌ・ペロ・ミノ
1973年にドメーヌ・アルマン・メルムがドメーヌ・トープノ・メルムと分かれて。
現当主のクリストフ・ペロ・ミノが修業から戻り、ワインは全量ドメーヌ元詰めとなった。
2000年ヴォーヌ・ロマネのドメーヌ・ペルナン・ロサンの引退を機にブドウ畑を入手。
リュット・レゾネ。除梗はヴィンテージにより50〜100%。
14度で10日間の低温マセレーション後、自然発酵、
醸しはルモンタージュを主とし、ピジャージュの頻度は少ない。
樽熟成はヴィンテージにより12〜14ヶ月、
トロンセ、またはベルトランジュのオークからなり、焼き加減はミディアムである。
新樽率は村名で20%、1級、特級で30%。
90年代のペロ・ミノのワインは現在よりも濃厚かつ樽香も強かったが、ほかのブルゴーニュの作り手と同様に、ルモンタージュ主体のやさしい抽出や新樽率の低下と熟成期間の短縮によって、
よりナチュラルなスタイルへとなった。
コメント