sipping wine

Muscat Réserve Trimbach 2012 ミュスカ レゼルヴ トリンバック

外観　緑がかったレモン・イエロー
香り　マスカットのような果実、すっとする甘い白い花、白胡椒、ハーヴ
味わい 酸が豊かにあり、ぶどう果汁をのんでいるような果実感は中等度、果実のフレバーが酸と一緒に長く続く。余韻は中等度

酸、豊かな香りがあるが、リースリングほど綺麗な酸の伸びはないか。ハーヴが感じられるのは2012年だからか。2013年はもっとぶどうの果実は熟していない。
トリンバックはデザートワインを除いてすべてが辛口で、マロラクティック発酵や樽熟成をしないため、クリーンで綺麗な白い花のような香りがする。
軽やかでどんどん飲めてしまうワインである。

Muscat Blanc à Petits Grains
はっきりとし本来のグレープのような香り、桃、繊細な花（バラ、オレンジの花）の香り、スパイス、中等度の酸、通常は甘い、
非常に古いぶどう品種であり、地中海沿岸でよく作られていた。
おそらくイタリアかギリシャが起源。
発芽早く、熟するのは中間、ほかのミュスカ品種より小さい実をつける。

アルザスのミュスカ品種ワインは、フランスでは唯一、辛口に仕上げられる。
ミュスカ品種には2つの種類があり、ミュスカ・オットネル品種は白い果汁で、果実味、まるみ、柔らかさを、
ミュスカ・ダルザス品種は多少赤色がかった果汁で、自然の酸味と果実味をワインに与える。
トリンバックのミュスカは、香り高く、フルーティーに仕上げられている。