Pinot Gris réserve Trimbach 2011 ピノ・グリ レゼルヴ トリンバック

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PinoGriTrimbach2011.jpgPinot Gris réserve Trimbach 2011 ピノ・グリ レゼルヴ トリンバック

外観 緑がかったレモン・イエロー
香り 吟醸香、柑橘、白い花、白胡椒、ハーヴ、洋梨
味わい 酸が豊かにあり、果実感は中等度、果実のフレバーはニュートラルで口中に少し粘稠な液体を感じ最後に少し苦味を感じる。余韻は中等度


2011は、それほど果実感が熟成しなかったのか、トロピカルなフルーツ感は少なく、ハーヴ、柑橘の果実感が強い。どちらかといえばニュートラル。
トリンバックはデザートワインを除いてすべてが辛口で、マロラクティック発酵や樽熟成をしないため、クリーンで綺麗な白い花のような香りがする。

トリンバック 
ピノ・グリ 100% 砂岩の母岩の上に広がる石の多い粘土石灰質土壌。標高250-350m。

ピノ・グリは、ピノ・ノワールの果皮の色が突然変異で変わったのものである。
以前は、アルザスでは、トケイ・ピノ・グリと呼んでいたが、ハンガリーからの抗議で、ピノ・グリとのみ表示するようになった。
ぶどうの実の色は非常に変化しやすく、白ぶどうの果皮よりも濃く、ピンクがかった紫色から、ほとんどピノ・ノワールに近い濃い色になることもある。
発芽と熟成は早い。比較的樹勢は強いが、それほど多産ではない。灰色カビ病やベト病にかかりやすい。ぶどうの房や実は小さいか非常に小さい。
果実には糖能度が上がりやすく、酸は控えめから中等度である。

テイスティング: 2015年12月23日
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