Puligny-Montrachet le Cailleret Yves Boyer-Martenot 2008 ピュリニー・モンラッシェ 1erCru レ・カイユレ イヴ・ボワイエ・マルトノ
外観 黄金
香り 白桃、黄桃、はち蜜、ミネラル、ナッツ、ヴァニラ、生姜、バター、
味わい 綺麗な酸が溢れている。引き締まったミネラルの中に、綺麗に熟れた果実がある。液体はかなり熟成して口の中に引き締まった酸、ミネラルを背景に熟した果実が広がる。余韻は綺麗な酸、果実そしてミネラルが長く続く。
美味しいワインである。ピュルニーらしいワインである。このきりっと引き締まった酸、強い白いミネラルの香りはさすがシュヴァリエ・モンラッシェの隣畑であると実感する味わいである。これを買った時は本当にお値打ちで買えた。やっぱりこの味ならもっと買えばよかった。
どうしても畑が良くても作り手が違うと味も落ちてしまうことがあるんだが、この味だったらもっと買っておけばよかったと思ってしまう。どうしてもブルゴーニュのワインを買う時にはいつもあること。逆に美味しくなかったらどうしてこんなに買ってしまったんだろうと思うし。
マルトノは、補糖は最低限、補酸はゼロ、野生酵母で発酵、バトナージュを積極的にし、ノン・コラージュでごくあらいフィルターで瓶詰めしている。
イヴ・ボワイエ・マルトノのサイト http://www.boyer-martenot.com
Yves Boyer Martenot
父親のイヴは、長年オスピス・ド・ボーヌのムルソー醸造担当者。マルトノは、補糖は最低限、補酸はゼロ、野生酵母で発酵、バトナージュを積極的にし、ノン・コラージュでごくあらいフィルターで瓶詰めしている。スタンダード・キュヴェでは、80ー90年の樹齢のロルモーは、毎年マルトノのフラッグ・シップとなる。イヴ・ボワイエ・マルトノ親子は、樹齢80年を超える、ジュヌヴリエール、シャルム、ペリエールの3大ムルソーの畑を持ち、低収量で良心的なワインを造りつづけている。華々しいスター的な存在ではないものの、毎年誠実そのもののクラシックな味わいのワインを造っている。
Puligny-Montrachet le Cailleret ピュリニー・モンラッシェ 1erCru レ・カイユレ
石ころという意味のカイユがあるやや赤く石灰質の土壌である。カイユレは、このカイユからきている。モカと美しいフルーツのアロマがあり長い余韻がある。
土壌 小さな小石と石を含む石灰質の赤い土壌
ル・カイユレは、特級畑のモンラッシェ、シャヴァリエ・モンラッシェの北側に隣接。モンラッシェと地続きで標高も同じ。
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