Vin D'Alsace Pino Gris Civée Albert Albert Mann 2012 ヴァンアルザス ピノ・グリ キュヴェアルバート アルバート・マン

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ViAlsaPinoGriCuAlbMan2012.jpgVin D'Alsace Pino Gris Civée Albert Albert Mann 2012 ヴァンアルザス ピノ・グリ キュヴェアルバート アルバート・マン

外観 わずかに緑が入ったイエロー
香り 最初は第二アロマが中心、吟醸香、バナナ、甘い白い花、そしてニュートラル、乾いた麦わら、ドライアプリコット、最後にハーブが出てくる。
味わい ややアルコールの刺激感があるねっとりした液体、果実味の凝縮はあり、酸度は低め、余韻は中等度から幾分長め。

アルコール度数14%

スクリューキャップのピノ・グリである。僕は飲み始めの口当たりが自然派なら柔らかく流れる印象があるんだが、これにはない。どちらかというとスクリューキャップで還元状態にあって、液体の硬さを強く感じてしまう。それにアルコール度も高めだがそれよりも強く感じてしまう。確かにピノ・グリがおそらく遅摘みでかなり糖度があがってから収穫されて、フレッシュな香りも控えめになっている印象を受ける。そしてスクリューキャップのせいで香りが素直に出てこない。これでは、なにか自然派の良さが殺されているような印象を受けてしまうのだが。どうなんだろう。

アルバート・マンのサイト http://www.albertmann.com/

アルバート・マン Albert Mann
ビオデナミの生産者である。
セクレション・マッサール
自家製の堆肥
一列おきに、自然の草を生やしている
深く根が伸びるように耕している。
Compost manure MT, Preparation 500, 501を使用。
銅はベト病などのカビ対策に、硫黄はうどん粉病のために巻かれる。
圧搾:全房で空気圧搾、垂直にゆっくりと圧搾される。
硫黄は少量投与、補糖なし、清澄なし
シュールリーをして、最後に瓶詰めの時期には月の満ち欠けを見て行われる。


PinoGrisAlsaAlbeMann2012yuukinousan.jpg有機農産物加工酒類と書かれている。今まで見たことのない表示である。

平成27年4月1日に食品表示法が施行され、基準をすべて満たす酒類(有機農畜産物加工酒類)については、酒類の容器又は包装に「有機」又は「オーガニック」の表示をすることができるようになったそうだ。
この規定は、原材料(水及び加工助剤を除く。)の重量に占める有機農畜産物等(有機農産物、有機畜産物、有機加工食品及び有機農畜産物加工酒類)の重量の割合が95%以上であること。と書かれているが、
我が国のJAS法に規定する格付制度と同等の制度を有する諸外国から輸入される酒類については、一定の要件の下に、上記(1)から(3)の基準を満たすものとして取り扱います。
となっている。なるほどこれから後ろのエチケットにこのように表示されるワインが出てくる。
これは、ソムリエなどの試験では平成28年からは試験で出てくる。要チェックである。

テイスティング: 2016年1月13日
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