Puligny-Montrachet Vincent Legou 2013 ピュルニー・モンラッシェ ヴァンサン・ルグー
外観 輝きのあるレモン・イエロー
香り 豊かな蜂蜜やミネラルの香り、黄桃、白桃、白い花、ハーブ、ヴァニラなどやっぱりピュルニーと思わせる香りである。
味わい 柔らかいアッタク、酸は豊か、心地よい果実感があり液体の柔らかさとのバランスが良い。余韻は長め、ミネラル、果実のうまさが長く続く。
シャルドネらしいふくらみのある液体の感じはないが、ビオらしい柔らかい液体である。2013年のあまり良くない年なのか、液体の凝縮感がないが、これがビオとのバランスが功を奏して優しい綺麗なワインになっている。
もう少しこのドメーヌのワインを飲みたくなったが、ピュルニー・モンラッシェですら小売価格は8000以上してルフレーヴの同じ価格である。そういう意味ではなかなか買って飲もうと思わないだろう。今回はお店のお勧めもあって試してみたのだが、それなりに良かった。これならピノ・ノワールも飲みたくなる。
ヴァンサン・ルグー
彼は、DRCに勤務、父、祖父もDRCに勤務していた。2006年に8年勤めたDRCを退社して、実家のドメーヌの仕事を始めた、2008年、正式にドメーヌを継承して本格的に自社での瓶詰めを開始。ドメーヌ・ヴァンサン・ルグーを設立。2009からビオロジー栽培への切り替えを開始し、2010年から完全ビオロジー栽培となりました。
ヴァンサン・ルグーの言葉、
栽培も醸造も、除梗率や新樽率などを除いて、基本的にはDRCでやってきたことをそのまま行っています。最も大事なことは、observation(オプセルヴァシオン/観察)。すべてにおいて、自分の目で見て確認するということです
ピュルニー・モンラッシェ ヴァンサン・ルグー
Les Reuchaux に0.17ha。樹齢60〜70年のVV。樽で発酵後、新樽30%、1〜5回使用樽70%で16ヵ月間熟成。
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