タラモア・デュー Tullamore DEW
これは華やかで、ピート香がなくて樽のせいかすこし甘やかなブドウを感じてしまった。飲み口はソフトでやや軽めで円やかな口当たり。
アイリッシュ・ウイスキーの入門編としては最適かも。軽めの刺激がすくないウイスキーとして好きになる人も多いだろう。12年は、バーボン樽とシェリー樽で12年以上熟成させたもの。それも味わってみたい。
軽く繊細な味わいがあり、それが３回蒸留なんだろう。
大麦由来の穀物用の味わいを見つけるのがこのスピリッツを見分けるコツか。
タラモアは、アイルランド中部にある町の名前。ここに蒸留所が創設され、町の名前が付けられた。デューは露と意味であるが、経営者のダニエル・E・ウイリアムズのイニシャルをとった。蒸留所は閉鎖され、今は、新ミドルトン蒸留所で製造されいる。
ライト＆スムーズ、ピート香無し、大麦のナチュラルなフレイバー、繊細で滑らかで心地良いモルティネスがある。
12年は、バーボン樽とシェリー樽で12年以上熟成させたもの。複雑な香りと上質なシェリーの香りがミックスしている。
スコッチは大麦主体の酒ではあるが、その上にピートという鎧を着ている。アイリッシュは、ごく一部の例外を除いて、その鎧を身に着けていない。ひたすら、大麦由来のまろやかで香ばしい香味で迫ってくるウイスキーなのだ。
タラモア・デュー:アイリッシュ・ウイスキーで最初のブレンデッドウイスキー。軽く繊細な味わいの中に大麦由来の穀物用の味わいがある。発売当時の仕込みの原料配合は麦芽が60%、大麦35%と5%のカラスムギ(Oat) であった。
だいたいアイリッシュ・ウイスキーのほとんどは、ブレンデッド。でもあまりCoffey Colum Stillを使わない。Pot Stillでの３回蒸留である。その後ブレンドをする。ブデンデッドは他に、ジェウソン、パワーズ、キルベガン、ミドルトン・ベリーレアなど。
ウイスキーという言葉の由来は、「命の水」を意味するアイルランド語のuisce beatha（イシュケ・バーハ）に由来するイシュケ・バーハの語源については、ゲール語で「健康の水」を意味するooshk-'a-paiと呼ばれていたものがラテン語で「命の水」を意味するuisge-'a-baghという言葉で呼ばれるようになり、uisge-'a-baghがアイルランド語のuisce beathadhに変化したとされる
1172年のヘンリー2世によるアイルランド遠征の時、アイルランド人が愛飲していた蒸留酒はイングランド兵によってushkyと誤って伝えられ、その言葉が英語のwhiskeyに転訛したという
Tullamore DEW 700ml/40% abv
Appearance
This spirit is pale amber.
Nose
The spirit is medium intensity of flowers, cereal ( flour), dried fruit ( citrus peel), orchard fruit ( red apple ), oak ( toast,char), sweetness( caramel), spice (nutmeg).
It is matured.
Palate
The spirit is dry with smooth alcohol, medium body and medium flavour intensit with flavours of flowers, dried fruit and oak. It has smooth texture and a medium length with some complaexity on the finish which has a sweet and fresh edge to it.
Detailed assessment of quality:
Very good quality. The flavours strike a fine baance between the delicate and complex flavours of the raw material ( unmalted barley, and some other grains) and oak maturation. The flavours and alcohol are well integrateid with the smooth alcohol and the soft mouthfeel of the spirit. But it is lacking more depth and concentration. This prevent this spirit from being oustanding.
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