Burgogne Pinot Noir Rovert Sirugue 2012 ブルゴーニュ ピノ・ノワール ロヴェール・シルグ
外観 やや濃いめのルビー色
香り 赤い果実、少し黒い果実も、軽く木樽のニュアンスがあり、スパイスもある。深みのある香りがある
味わい 酸味がやや強めで、赤い果実がフレッシュに味わえる。その中に黒い果実のアクセントもあり、最後の余韻に心地よい、ピノ・ノワールらしい複雑味、ミネラルがある。
さすが、ブルゴーニュの有名なドメーヌが作るACブルゴーニュである。ブルゴーニュはヴィンテージによってどれくらい違うかは、いろんな情報サイトを見るとなんとなく見えてくるのだが、それでも飲んでみないとわからない。格上のブルゴーニュはどんどん高くなっているし、生産量も落ちている。試しに飲んでみて美味しいかどうか判断するには、もったいなさすぎるしと思うと、有名なドメーヌのACブルゴーニュなどを飲んで判断したくなってしまう。今回は以前に飲んだが、再度2012のACブルゴーニュの味はどうなんだろうと思って飲んでみた。
酸も果実味もバランスが良い。さすがクロ・ド・ヴージョの下のレ・コンブという区画を中心にしたものだけあって、軽いピノ・ノワールではない深みのある味わいになっている。特にクロ・ド・ヴージョの下だから、村名クラスのブドウの軽さクロ・ド・ヴージョの下のと土の重さのバランスがいいのかもしれない。
Robert Sirugue ロヴェール・シルグ
最近はリアル・ワイン・ガイドで高得点をとっている優良ドメーヌ。クラシックなスタイルからエレガンス感覚溢れるスタイルへと変化している。
ロベール・シュルグ氏が1960年創業。ヴォーヌ・ロマネに拠を構え、所有する畑は11haと非常に小規模なワイン生産者。働くスタッフにも女性が多く、ワインにも女性らしい繊細さが表れています。 収穫は40人もの人員を動員し、全て手作業で行っています。
平均樹齢は35年〜40年、100%除梗、リュットリゾネ
収穫した葡萄をなるべく潰さないよう発酵槽に入れ、果汁を疲れさせないようポンプの使用を避け、バケツでの移動に切り替えたり、ピジャージュの回数を減らし、
人為的な介入を制限している。
数年前からD.R.Cが現在使用しているものと同じ選別機会を導入した事により、ヴィンテージの出来に関わらず、雑味や青味のない甘く熟した果実だけを選別できるようになり、品質が飛躍的に向上しました。
ACブルゴーニュ Robert Sirugue ロヴェール・シルグ
ロヴェール・シルグ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール
クロ・ド・ヴージョ下のレ・コンブという区画を中心に4ヶ所に点在し、総面積は約2ha。平均年産15,000本。 3〜5年使用した樽で18ヶ月程度、熟成させた後、ステンレスタンクでアッサンブラージュして、1ヶ月程度落ち着かせてから瓶詰め。
畑はクロ・ド・ヴージョの下のレ・コンブという区画を中心に4ヶ所に点在し、総面積は2ha。平均年産は15000本。3〜5年使用した樽で18ヶ月程度熟成させた後、ステンレスタンクでアッサンブラージュして、1ヶ月程度落ち着かせてから瓶詰めされる。ACブルゴーニュの枠を大きく越えた銘酒。
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