Echézeaux Jean-Marc Millot 2007 エシェゾー ジャン・マルク・ミヨ
外観 やや濃いめのルビー色
香り 華やかなヴァニラ、赤い果実(レッドチェリー、イチゴ)、黒い果実(ブラックチェリー)などにクローブ、シナモン、黒トリュフ、ミントなど、
味わい フレッシュな赤い果実の味わいと、高い酸がありが上品にバランスが取れている。中盤から最後に果実の深みを感じさせるこなれたタンニン、スパイスがあり、余韻は長く、うま味、果実などが長く続く。
2007年らしく香りが豊かであるが、味わいにしっかりした深さがある。特にボトルの下半分はしっかりした果実の味わいが出てきた。クラシカルな作りであるが、これだけ香り、味わいにしっかりした深みがあるのはやっぱり美味しい。
エシェゾーらしく、赤い果実と黒い果実が混じり合い、そこに黒いスパイスや複雑なスパイスが香り高くある。2007年はやっぱり早く飲める。そして香りが高い。
ドメーヌ ジャン・マルク・ミヨ
アロマと果実味を強調した魅力的ワインを作ろうとして努力している作り手。香りの魔術師とも言われる。
エシェゾー・デュ・ドシュ(Echezeaux du Dessus)と、DRCも所有のLes Poulailleres(レ・ポウレイェール)の区画をわずか1.05ha所有(ミヨのパーセルは、DRCに隣接する絶好の区画!)の畑から樹齢35年以上のピノ・ノワールを収量25〜30hl/haという低収量で収穫し、年産300〜400ケースのみである。
彼の母からフラジェ・エシェゾーのドメーヌを引き継いだ。ワインは良い意味で伝統的な作り、低収量、幾分梗を残し、2−3週間マセラシオンをする。ワインはフルボディでリッチでしっかりしている。グラン・エシェゾー、エシェゾー、ヴォーヌロマネなどを所有している。
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