Bricco Quaglia Moscato d'Asti La Spinetta 2015 ブリッコ・クアリア モスカート ・ダスティ ラ・スピネッタ

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ブリッコ・クアリア モスカート ・ダスティBricco Quaglia Moscato d'Asti La Spinetta 2015 ブリッコ・クアリア モスカート ・ダスティ ラ・スピネッタ

外観 淡いレモン・グリーン、泡は優しく、中等度の強さ
香り 綺麗なブドウ本来の香りに複雑なスパイスが混じっている。白檀、グリーンのトーンのハーブ、甘い白い花、アカシア、深みのある香りと甘やかな上品な香りが複雑さを出している。
味わい ピュアで綺麗な果実味があり、豊かな酸がある。くっリキと輪郭がある果実味、豊かな酸味、そしてちょうど良い甘さとやわらかな泡が清涼感をあたえてくれる。余韻は中等度から長めで、ミネラル、酸味、ハーブなどが口の中に残る。

モスカート ダスティをなめていけない。これほど深みあって親しみがあるならいつも家にあって欲しいと思える。すっきりした味わいで、甘さがあってどんどん飲めてしまう。2014年も飲んでいたが、これは2015年である。2014年よりも果実が乗って甘さも強めである。これが2000円台前半で変えてしまうのがいい。

ラ スピネッタ社の名を世界に知らしめたのがこのモスカート。まさに同社の看板商品です。数多くのモスカートダスティが存在していますが、スピネッタのこのモスカートはまさに別格。イタリア国内でも高級レストランでしか見ることのできない逸品です。
ジョルジョリヴェッティ氏5〜6年の瓶熟にも耐える高いポテンシャルがある。
複雑味にあふれたエレガントで上質なモスカート。
「ブリッコ クアリア」は、"ウズラの岩山"という意味を持つ、単一畑(クリュ)の名前。ミネラルの香りがたっぷりとする清涼感に始まり、アカシアの蜂蜜の香り、奥行きのある複雑な甘みはどこかきりっとひきしまったような感じも。後には、草原の香り、キャラメルの香りがかすかに残る、長い余韻が感じられます。

ラ・スピネッタ La Spinetta
セラークリュの特徴を最大限に表現するバルバレスコのトップ生産者
ラ スピネッタは、1977年、カスタニョーレ ランツェに創業。1978年にイタリアで初めてのクリュモスカートをリリースしてその名が広まりました。ピエモンテの土着品種のみにこだわったワイン造りを続け、1995年に最初のクリュバルバレスコ「ガッリーナ」、1996年に「スタルデリ」、1997年に「ヴァレイラーノ」をリリース、クリュの特徴を最大限に表現する造り手としてバルバレスコのトップ生産者の地位を確立、『ガンベロロッソ』では最高賞トレビッキエリの獲得数がガヤに次いで第2位という、まさにイタリアを代表する造り手になっています。

テイスティング: 2017年2月 1日
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