Gavi DOCG Del Comune di Tassarolo Tenuta San Pietro 2014 ガヴィ サン・ピエトロ
外観 淡いレモン色
香り ドライハーブ、洋梨、レモンピール、レモン、
味わい 酸は豊か。少し甘さを感じる。アルコール度数はやや低め、余韻は中等度、最後にミネラルが豊かに感じられる。辛口、ライトボディ
アルコール度数12%
香りはニュートラルで、少し残糖があるんだが、それほどリースリングよりも酸は高くないし香らない。ミネラルはあり、柑橘系の香り、ドライハーブが中心。
マーケットがピエモンテというよりもリグーリアの海岸沿いだったので辛口の白ワインに仕上げ魚介類と合わせる。
テヌータ サンピエトロ www.tenutasanpietro.it
テヌータ サン ピエトロはピエモンテ地方のガヴィにある最も歴史あるワイナリーの一つで、標高約300mのタッサローロの丘にあります。このサン ピエトロという名前は、18世紀にこの場所にあったフランチェスコ派の修道院に由来します。約60ヘクタールのワイン畑を所有し、コルテーゼ種の生産が主ですが、他にアルバロッサ、バルベーラやニビオといった地場品種も栽培。ワインつくりに最適の気候、海から吹く風、粘土主体の土壌は、ワインに高い品質をもたらしていますが、それだけでなくビオディナミを実践し評価を得ています。
白亜紀にはこの一帯は海に覆われていた為に、今も土壌に塩分が含まれていてそれが白ワインに独特の酸味と味わいをもたらします。
ビオデナミの作り手
Sistema di potatura: Guyot tradizionale.
Coltivazione: metodo biologico-biodinamico, le viti sono coltivate senza l'utilizzo di concimi e prodotti chimici di sintesi.Zona geologica: Tassarolo, collinare, altitudine 300 m (s.l.m.), esposizione sud/est - sud/ovest.
Uvaggio: 100% Cortese.
Grado alcolico: 12%.
Acidità totale: 6 g/l.
ガヴィ
Gavi/Cortese di Gavi 白/スプマンテ/フリッツァンテ コルテーゼ
アレッサンドリア県ガヴィなどで造られる。切れの良い酸味を持つ辛口白ワイン。アルコール10.5% 以上で法定熟成期間は1年間(うち瓶内熟成6カ月)リゼルヴァriservaはアルコール11% 。他のタイプにフリッツァンテFrizzante, スプマンテspumante,リゼルヴァ・スプマンテ・メトド・クラシッコriserva spumante metodo classico が認められている。特ツェイの地域名の表示が可能。
Cortese おもにピエモンテ南部で栽培されている白ブドウ。若のみのシンプルなワインができるが、ガヴィだけは例外的に優美で複雑なワインと成る。
ガヴィ(Gavi)は、イタリアピエモンテ州南東、アレッサンドリア県のワイン生産地。州南部のリグーリア州との州境近辺に位置する。1998年にD.O.C.G.(統制保証付原産地呼称)ワインに昇格した。
ピエモンテでは水らしく知名度の高い白ワインである。
粘度石灰質に凝灰岩まざるガーヴィの丘陵地帯は地中海の影響を受ける温暖な気候で、コルテーゼが完璧に成熟し、類まれなる優美なワインとなる。1960-1970年代に大ブームを巻き起こし生産量が急増し、品質の落ちた時期もあったが、近年は本来の輝きを取り戻している。火打石、はちみつ、ハーブの香りがあり、酸がしっかりとしたミネラル溢れる味わいがガーヴィの本領である、魚介類との相性は抜群である。
生産地にもある「コルテーゼ」とは、ガヴィに昔から自然生育している白ぶどうのことをいう。イタリアワイン法では、ガヴィを名乗るワインは100%コルテーゼ種を用いなければならないと定められている。
コルテーゼ種は南向きの斜面でなければ栽培できないことから、ガヴィのぶどう畑はアルト・モンフェッラート丘陵の南向きの斜面に広がっている。土壌は白土で石灰質が主体で、気温は夏と冬の寒暖差が激しい。
ワインの特徴
ガヴィでつくられるワインは、辛口の白ワインが代表的だ。やや麦わら色の透明感のあるもので、アロマはリンゴやナシ、グレープフルーツなどの柑橘類を思わせるフルーティなもの。すっきりとした酸味がある。また近年、3年以内に飲む若飲みタイプのワインの生産量が増えてきているのも大きな特徴といえる。
18世紀までは、ガヴィでは甘口のワインがつくられていた。しかし19世紀に入り、リグーリア州から訪れた権力者が、地中海沿岸の魚料理に合うワインを求めるようになる。こうした要求にあわせる形で、ガヴィでは辛口ワインの生産も行われるようになった。
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