images of wine ワインのイメージ if you compare wine to an actor or actress

いつも美味しいワインを飲むと、今まで見た映画の男優や女優とイメージが重なってしまうことが多い。やはり個性がきわだったワインはパーソナリティがあると思う。
まずは、シュバル・ブラン:あの正体不明の上品さはいったいなんと言ったら良いだろう。カベルネ・フランがあれほどすばらしい香りになるとは、96を飲んだ時に感じたのは、イングリッド・バーグマンである。いつもブルゴーニュのワインを飲んでもあまりイングリッド・バーグマンが浮かばない。どうしてだろうか? そう言えば、バーグマンはジャンヌ・ダークを演じていた。ジャンヌ・ダルクをイギリス軍と一緒に火刑にしたブルゴーニュを好きでないのかもしれない。
シャトー マルゴー
これはクレオパトラのような女性にはみれないんだな。やっぱり綺麗なカベルネ・ソーヴィニョンの香りがして。強いて言うなれば、男装の麗人だろう。宝塚のだれかか?
ラ・ミッション・オーブリオン 
これは、ベタかもしれない。シガーとあのくだけた香りは、クラーク・ゲーブルだろう。
レオヴィル・ラスカーズ
これは、ちゃんと背筋が通っていつもスーツ姿。ハイヌーンのゲリー・クーパーでいいか。
オーパスワンのイメージ
これはカベルネ・ソーヴィニョンが奇麗に美味しく作られている。やっぱり西部劇に出てくる紳士だろう。大いなる西部のグレゴリー・ペックと言う感じだ。
リシュブールのイメージ;
やっと僕の好きなオードリー・ヘップバーンにあうワインが見つかったそれは、DRC リシュブールだ。ローマの休日の頃は、シャンボール・ミュジニでもいいけど、それ以降の映画も含めるとDRC リシュブールと言った方がよい。すごくかわいく、美しいのに、身近に感じることもできる。
リシュブールは、本当は、リッシュと言うように香り豊かでオードリー・ヘップバーンとはイメージが違うと私のワインの先生の一人が言っていた。そして出会ったのが、Henri Jayerのリッシュブール。これは、すごい香りである。バラがぎっしりと詰まった女王のようなワイン。これは、あの炎上するアトランタを背景に、またタラで夕日を背に立つスカーレット・オハラ、風と共に去りぬのビビアン・リーだ。
ユドロ・ノエラ のリシュブール 1990は、エリザベス・テイラーの感じか?やっぱりリシュブールは、赤い服をまとった絶世の美女のような感じだ。
シャンボール・ミュジニー レ・ザムルースのイメージ
シャンボール・ミュジニーの1級であるが、特級と変わらぬ品質がある。シャンボール・ミュジニーの中では、ややふくよかな味わいがある。可憐で、エレガンスがあり、味わいにはややふくよかな甘さを感じさせる旨味がある。
このエレガンスさとだれもを幸せに包んでくれる暖かい甘さはまさに、オードリー・ヘップバーンだ。リッシュブールよりもこちらのほうが、オードリー・ヘップバーンのイメージに合っている。
ミュジニーのイメージ
ワインの中でも気品のある高貴なワイン。このすらっとした、なかなか正体を現さないワインは、やっぱりグレース・ケリーを思い浮かべる。これほど気品があり味わいがあるのに、派手なところは少しもない。そこがグレース・ケリーだろう。

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