ワインテイスティングの参考書

ワインテイスティングの上達のコツ

かなずワインのテイスティングの基準を押してくれる人が必要です。そしてもう一つは自分でしっかり学習し直すことデス。

ワインのテイスティングの上達のコツは、やっぱりマンツーマンでワインを一緒に飲みながら押してもらうことです。香りの捉え方、味わいのコツなど一つ一つ毎回、ワインごとに聞いていかなければ理解が深まりません。香り、味わいの基準は自分では最初から作れないのです。この基準はやっぱり、どこかのワインの授業を受けた方が良いかもしれません。

テイスティングの参考書の使い方ですが、確かにテイスティングには知識が必要です。本を読むだけではすぐには身につきません。実際にワインを飲みながら、本を開いてどんな味わいがあるんだろう、どんなタイプのワインならどんな味わいがするんだろうと思いながら読むのがいいですね。

でも本当に大切なことは、今目の前にあるワインをいかにおいしく飲むか、どうしたらゲストの好みの味わいにすることができるかがテイスティングの真の目的です。

ワインテイスティングバイブル
全日本最優秀ソムリエである谷宣英さんの本です。最近のお気に入りです。体系的に分かりやすく書かれています。いろんな意味でワインの好きな人なら持っていて損はないし、プロのソムリエの方でももう一度ゆっくり目を通して損はない本当思います。

田崎真也が明かすワイン味わいのコツ
田崎真也
さすが田崎さんが書いたテイスティングの本。これは隅から隅まで暗記してもよいくらい。ただこれは、試験向きではあまりないかも。それよりワイン人生を通じてゆっくりと読み砕いて、また飲み砕きながら理解して行く本だ。

ワイン・テイスティングを楽しく
岡元 麻理恵
最初にワインを学ぶ時に買った。入門編としては大満足した。今はあまり参考にはしていないが、テイスティングコメントは、英語とフランス語が両方書かれてあってよい。

ワインの飲み方、選び方―ジャンシス・ロビンソンのワイン入門
ジャンシス・ロビンソン
これもワインのテイスティングの入門書としてすばらしい。ジャンシス・ロピンソンはイギリスのマスターオブワイン。ワインに関する著書は非常に多く、アメリカのワイン評論家のロバート・パーカーと並ぶワイン会の大御所。ジャンシスのワインの品種に対する言葉は、世界標準でもあるので覚えておくとよい。すこし日本人の感覚とは異なるところもあるがそれも貴重な知識の積み重ねになる。

ワインテイスティング―ワインを感じとるために
佐藤 陽一
世界ソムリエ選手権にも出場した佐藤氏が、素人にも分かりやすくワインのテイスティング法を説明せいている。小さく持ち歩くのに便利。テイスティングの仕方が簡単明瞭に書いてある。もう少し説明があったらいいかと思うんだけど。

ワインを楽しむ58のアロマガイド
剣持 春夫 監修 ミカエル モワッセフ, ピエール カザマヨール
これは、一つ一つの香りを化学的な方向からと官能的な方向の双方から解説している。やや専門的な用語が多いのですが、一つ一つの香りを吟味しながら学びたい人には非常に良い本だと思います。日本的なソムリエ試験には向いていませんが、海外の人がどのように香りを捉えているのかがわかる本とも言えるかもしれません。

ワインの選び方、愉しみ方がわかるワインT-BOOK (SEIBIDO MOOK)
遠藤 誠
3人のソムリエのそれぞれのワインのテイスティング法が書かれてあって興味深く読みました。テイスティング方法に正解はないだろうから、自分にあった方法を見つけるきっかけになるかもしれない。

Winart (ワイナート) 2011年 03月号
ワイナートは数年に1回テイスティング特集がある。これの最新版。以前からの蓄積もあって特集として優れている。

ワインテイスティング基本ブック ワイナート
これは、今までのワイナートのテイスティング編をまとめたもの。写真が奇麗である。どちらかと言えば網羅的である。試験対策には向かないが,ワイン中の匂い物質リストや、グラスの違いによるグラスとテイスティングは面白い。

アロマパレットで遊ぶ―ワインの香りの七原色
富永 敬俊
著者はシャトー・メルシャンの「甲州きいろ香」の可能性を見つけた、アロマの権威。ボルドー第二大学醸造学部の研究員を努めておられて、2008年に亡くなられた。
その博士の知識が一杯詰まった本である。
これは、買ったけどまだまだ読めていない。すぐに取っ付くにハードルが高い。しかっり時間をかけて読む努力が必要。

続・ワイン味わいのコツ―ブルゴーニュ、ボルドー&ローヌ
田崎真也
これは、かなり詳しくテイスティングの方法について説明があり、ぜひ手に入れて読破する必要あり。前回のワインの味わいのコツもそうだが、扱われているワインのヴィンテージは古くなっていて当てはまらないが、書かれた当時の年代を考慮に入れて考えれば問題ない。

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